世界がまだ新しかったころ
聖書のおはなし · すべての年齢 · 全6話
聖書は、ひとつの家族の物語に入る前に、世界ぜんたいの物語を語ります。これは創世記のはじめの章々です。光と大地と生きもの、最初の園、ふたりの兄弟、洪水とひとつの約束、そして人々が多くのことばを話しながら散っていった塔。ここでは、まだすべてが始まったばかりです。
全エピソード
バベルの塔
むかしむかし、地上の人々はみな同じ言葉を話していました。シンアルの平野に住みついた人々はれんがを焼き、天まで届く塔とまちを建てて、自分たちの名を上げようとします。そのとき主が、そのまちと塔を見るために降りてこられました。家族みんなで聞く「バベルの塔」のお話です。
神が造った世界とエデンの園
はじめに神が語ると、光、空、海、星、生き物、そして人が、一日ずつ形になっていきます。やがて神は土から人を造り、川が流れ実のなる木が育つエデンの園を用意し、食べてはいけない一本の木について告げます。聖書の最初の場面を静かにたどる物語です。
最初の間違った選択
園の中で、ずる賢い蛇が女に、神が特別に定めた一本の木について問いかけます。女と夫はひとつの選択をし、風の吹くころに園を歩まれる神の声を聞いて、木の間に身を隠します。創世記3章をやさしく語るおやすみ前のお話です。
カインとアベル
カインとアベルは、エバのふたりの息子の物語です。羊を飼うアベルと土を耕すカインは、それぞれ主にささげ物を持っていきますが、心にとめられたのは一方だけでした。怒って顔を伏せたカインに、神は罪が戸口で待ち伏せていると語りかけます。
ノアが箱舟を造る
ノアが箱舟を造るは、神さまが正しい人ノアに大きな木の箱舟を造るよう告げ、家族と動物たちを二匹ずつ集めさせるお話です。箱舟の大きさや積み込みの様子、雨が降りはじめた日々を、静かな語りで届けます。
虹の約束
虹の約束では、水が引きはじめ、ノアはからすを、つぎに鳩を放って地がかわいたかどうかを確かめます。家族みんなで聞けるおだやかな語りで、雲にあらわれるしるしと、すべての生き物への神さまの約束へと続きます。