時計職人のひみつのメモ

9〜12歳 · ほのぼのミステリー · ~18分

チェンさんの時計店が閉まる直前、マヤとイーライはショーウィンドウでただ一つ針のない小さな時計に目をとめます。裏に刻まれた四つの言葉が、古い新聞や町の記録、そして広場で忘れられた習慣へと二人を導きます。

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物語のはじまり

ベルウェザー広場のいちばん古い角に、窓へ十二個の時計を並べた時計店がありました。

時計は全部ちがう時刻を示していましたが、一つだけ例外でした。

いちばん小さな時計には、針が一本もありませんでした。

あれ、もう三年も気になってる。

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