ヤナギの丘の三つのおくりもの

6〜8歳 · 民話 · ~11分

村の道が暑くほこりっぽくなったころ、ナラはヤナギの丘にのぼり、古い木から葉と小枝と種という三つのおくりものをもらいます。どれも、必要としている誰かにさし出したときだけ力を見せます。木かげを分け合い、道をしめし、となりに場所をつくる、やさしい昔ばなしです。

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物語のはじまり

むかし、清らかな川とヤナギの丘の間に村がありました。

村の人々は水を丘へ運び、暑い日には木の下で休みました。

ある夏、道はほこりっぽくなり、休む木陰が少なくなりました。

ナラは重い水がめを持って立ち止まる小さなアリを見ました。

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